監修:名古屋大学医学部附属病院 輸血部 教授 松下 正 先生
日常生活での注意点
フォン・ヴィレブランド病早わかりガイドもご覧ください
過度な安静は必要ありませんが、日常生活では以下の点に注意しましょう。
出血時の対応を知っておく
出血時の対応を知っておき、出血の心がまえをしておきましょう。
「出血したときはどんなふうに対応すればいい?」へ市販薬を飲む前に相談を
市販の風邪薬や解熱・鎮痛薬を使う場合は、止血のはたらきを妨げる成分が含まれるものもあるため、念のため医師や薬剤師に相談しましょう。
虫歯や歯周病の予防を
虫歯や歯周病は、口の中の出血の原因となるため、日々の予防ケアを心がけましょう。
以下の場合は、対応について医師と相談してください。
月経の量が多い(過多月経)
放置すると貧血になることがあるため、必要に応じて経口避妊薬や鉄剤で治療します。
抜歯・手術の予定
事前に補充療法などによる治療が必要な場合があります。