監修:名古屋大学医学部附属病院 輸血部 教授 松下 正 先生

フォン・ヴィレブランド病の診断

出血が起こりやすくなる病気にはさまざまなものがあります。フォン・ヴィレブランド病の診断では、いくつかの検査を組み合わせてほかの病気と区別する必要があります。また、フォン・ヴィレブランド病のどのタイプ(病型)であるかも判断します。

診断・検査の進め方

01診察・問診

皮膚や粘膜に出血があるか、関節が腫れているかなどを調べます。
また、問診で以下のような点を確認します。

いつから症状があるか

かかっている病気があるか

服用中のお薬があるか

(女性の方)重い月経があるか、出産歴があるか

ご家族に同様の症状がある方がいるか ……など

02止血スクリーニング検査

血液に含まれる成分の数や止血までの時間などを調べ、止血の仕組みに異常がないかを確認します。

03特殊検査

血小板の機能やフォン・ヴィレブランド因子の数・機能をみる検査を行います。また、血液凝固因子の数や機能を検査し、血友病の可能性がないかも確認します。

これらの検査結果を総合してフォン・ヴィレブランド病と診断し、1・2・3型のどのタイプ(病型)であるか判断します。

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